2025年度全国中小企業青年中央会通常総会終了後、会員企業のリスク管理意識の向上とサイバー保険加入促進を目的として、セミナー「現代社会を取り巻くサイバーリスクについて」を開催しました。
講師には、東京海上日動火災保険株式会社 法人第一課 副主任・遠藤海音氏をお迎えし、サイバー攻撃の最新動向や、企業が受けうる被害とその影響について、実例を交えながら分かりやすくご講演いただきました。
セミナーでは、ランサムウェアや標的型攻撃、内部不正など、現代の企業が直面するさまざまな脅威について解説が行われ、「サイバー攻撃は大企業だけの問題ではなく、中小企業こそ狙われやすい」という警鐘が鳴らされました。
また、被害を受けた場合の対応フローや、情報漏洩による社会的信用の喪失リスクについても触れられ、サイバー保険の役割や補償内容について理解を深める機会となりました。
参加者からは、「経営に直結するリスクであることを再認識した」「すぐに社内でも対応を検討したい」などの声が多く寄せられ、関心の高さがうかがえました。